保険料を納めた期間が少ない。年金はもらえないか?

年金相談145

a1362331e2682d67f596ff13a7286e0d_sもうすぐ50歳になるところですが、老後のことで不安です。いままで、サラリーマンの経験は大学卒業後の5年くらいで、そのときは厚生年金に加入していたと思います。その後は、国民年金ですが、一度も納めていません。このような状況では、やはり、年金をもらうのは難しいでしょうか?
(2015年10月28日掲載)

回答145
詳しい加入状況がわからないので、わかる範囲お答えします。
年金を受給できる可能性はまだ残されています。

若いときに5年間、厚生年金に加入されていたので、これは当然、保険料納付済期間になります。現在50歳だとすると、60歳まできちんと国民年金保険料を納めれば+10年でこれで合計15年。のこり10年ですので、ここからは選択肢がいくつかあります。
まずは、後納制度(平成27年10月から平成30年9月までの期間限定制度です)を使って、過去5年分を納めます。そして、60歳から5年間、国民年金へ任意加入すれば、合計25年で年金の受給が可能になります。
もう一つは、後納制度は使わずに、60歳から65歳までの任意加入と65歳から70歳までの特例任意加入を行い、合計25年にする。
ただ、65歳から70歳までの特例任意加入は昭和40年4月1日以前生まれである必要がありますので、相談者の方の場合、今年50歳だとすると、ちょうど利用できないかもしれません。また、利用できたとしても、年金が受給できるのは70歳からになります。
そうなると、やはり後納制度を利用するのが懸命だと思われます。

※相談に対する回答は掲載日当時の法令に基づいております。その後の法改正に対応するものではありません。内容には万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切責任を負いかねます

厚生年金への加入期間が短くても老齢厚生年金は受給できるか?

年金相談141

017bd9fc717f73db7586d849d2cd86ab_s私は、いままで自営業をずっとしてきまして、年金は、国民年金にのみ加入していました。保険料は一応、30年以上は納めていると思います。現在、60歳を超えておりますが、この度、自営業を廃業して、知り合いの会社に雇ってもらうことになりました。そこでは、一応、社会保険に加入するようなのですが、今後、私は老齢基礎年金に加えて、老齢厚生年金も受給できるようになるのでしょうか?
(2015年10月20日掲載)

回答141
ご相談者の場合、すでに国民年金の保険料を30年以上納めてみえるということなので、老齢基礎年金の受給資格を満たしています。この場合、そのお知り合いの会社で厚生年金に1年以上加入していただければ、老齢厚生年金の受給権も発生することになります。ただ、1年経過した時点で受給権は発生しますが、その後も引き続き、同じ状態で勤務される場合は、在職老齢年金のしくみが適用されますので、老齢厚生年金は全部又は一部が支給停止となる場合があります(お給料額等によっては支給停止にならない場合もあります)。
ちなみに、1年以上と書きましたが、これは、あくまで60歳代前半の老齢厚生年金の受給資格になります。65歳以後の老齢厚生年金については1ヶ月以上の加入期間があれば支給されることにあんります。

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