65歳以降の繰り下げ受給

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年金相談134

既に今年の3月に受給年齢に達していますが、会社役員として現役で今後も4年程度在職の見込です。受給時期を繰り延べることで受給開始以降の給付額がプラスされると聞きました。
質問①:年金のどの部分がどの程度プラスされるか?
  ②:繰り延べるためにはどこに対しどのような手続をすればいいか?(現在なんのアクションもとっていない)(2004,10,15掲載)

回答134

現在、支給を繰下げて受給ができるのは、65歳から支給される老齢基礎年金(国民年金)のみです。老齢基礎年金の繰下げは1ヶ月単位で行なうことができ、1ヶ月繰下げるごとに0.7%の割合で増額されます。ただし、繰下げができるのは66歳からとなります。
相談者の場合、本来であれば60歳から年金が受給可能ですが、この60歳から65歳になるまでの間の年金は、繰り下げ受給することはできません。つまり、請求を遅らせても意味がありませんので、もし、まだ年金の請求を行なっていないのでしたら、すぐに請求されることをお勧めします(例え収入が多いために全額が支給停止になっていても請求された方がいいと思います)。今、請求を行なっておくと、65歳になった時点で、自動的に社会保険業務センターから65歳から支給される年金の裁定請求書が送られてきます。この裁定請求書には、老齢基礎年金の繰下げを希望するかどうかのチェックを入れる欄がありますので、繰り下げを希望する場合は、ここにチェックを入れて返送すると繰下げを行なうことになります。そして、自分が受給を開始したい時にあらためて請求を行ないます。
繰下げに関するご説明は、以上です。先でも述べたように現在の制度では、老齢厚生年金の繰下げは出来ず、老齢基礎年金のみ繰り下げを行なうことができます。しかし、今回の年金改正により、平成19年4月からは65歳から支給される老齢厚生年金も繰下げが出来るようになります。65歳前の老齢厚生年金については、変わらず繰下げは出来ません。

※相談に対する回答は掲載日当時の法令に基づいております。その後の法改正に対応するものではありません。内容には万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切責任を負いかねます。

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